これで完璧!?車のエアコン、基本の設定のしかたを解説

こんにちは、エビ代表です。

寒い日が続いていて、冬本番といった感じでしょうか。

僕自身の仕事はトラックの運転手をしているのですが、この時期になると窓が曇ったまま走っている車をよく見かけます。

視界が悪くなり危険なので、これは一刻も早く改善してあげたい気持ちでいっぱいになり、夜も眠れません

原因は大体が、冷暖房(エアコン)の設定が合っていないことから起こるものです。

みなさん、車のエアコン設定をテキトーにやってませんか?

実際、僕の家族や友人の車に同乗していても、意外とみんなテキトーにやっているなと感じることがあります。

『言われなくても知ってるよ』と思われる方は最後まで見なくて大丈夫ですごめんなさい

これはあくまで『なぜか曇って困るなー』や『思ったように設定できないな』と感じている方に向けて、基本的な設定を何者でもない僕が偉そうにシェアしたいと思っています。

イマドキの車はオートエアコンというすごく便利なものが増えていてそんな設定も必要ないかもしれませんが、オートエアコンでも手動で好みに合わせて設定できる部分があるため、使える知識もあると思うのでよかったら最後まで見てください。

それではいってみましょう。

各部の説明 (平成20年式 スズキ ワゴンR の場合)

①・・・温度調整レバー

②・・・エアコンスイッチ(A/Cスイッチ)

③・・・内外気切り替えスイッチ

④・・・吹出し口切り替えダイヤル

⑤・・・ファン調整ダイヤル

⑥・・・リヤデフォッガースイッチ(今回説明はしませんが、後ろの窓の氷を溶かす熱線です。後部窓の曇り対策にもなります。)

曇らないようにするには

まず曇るというのはどういう状態か理解することが大事です。

とはいえ難しく考える必要はありません。

空気中にある水分が一気に冷えると液体になるため、外が冷たい冬に、温かい車内の空気が窓に触れたとき空気中の水分が窓に液体となって付くため曇るのです。(湿度とかも関係してきます。)

なので曇らないようにするには、車内を外と同じぐらい冷やすか、湿気を充満させないことが重要になってきます。

前者はおすすめしません。なぜなら寒いから

じゃあ湿度を上げないようにどうするかというと、外気モードA/Cの活用です。

 

A/Cは、冷却ガスで冷やして夏の車内を快適にしてくれますが、実は湿気を取ってくれるという役割も持っているのです。

これで夏もベタベタせずに済むわけですが、冬も窓の曇りを抑えてくれる万能な機能なんですね。

ただし、A/Cを使うと使わないときの暖房より少し効きが悪いように感じるかもしれません。

体感温度と曇り具合によって切り替えるのがいいと思います。

一方、外気モードは外の空気を取り入れるためのモードです。

冬になると外は夏に比べて乾燥しているので、外気モードにすると車内の湿気が低くなります。

そうすることによって曇りをある程度防げるというわけです。

A/Cを使わないのであれば、デフロスターにすることをおすすめします。

これで前面の窓は曇りにくくなりますが、横や後部座席にはあまり効果がありません。

なので乾燥が気になる方や、A/Cと併用するのがいいと思います。(ちなみにですが、非力な軽四の場合はA/Cを使うと少し走りが悪くなり、その分燃費も少し悪くなります。)

これで曇り対策はバッチリと言えるのではないでしょうか。

 

エアコンが効かないときの対処法

エアコンつけてるのに涼しくならないな…って思うときありますよね。

特に軽四に乗っていると、一度は経験があると思います。

軽四の場合は、もともとエアコンの効きが弱いというのもありますが、対策さえ知っていればある程度は改善されるでしょう。

ズバリ結論を言うと、内気モードにすることです。

内気モードとは、外気を遮断し車内の空気を循環させるモードのこと。

これによって、冷却ガスで少しだけ冷やされた空気が車内を循環して更に冷やされて出てくるというもの。

エアコンが効かない!と感じたら一度試してみてください。

 

タバコを吸うときは

現代では禁煙ブームで、タバコを吸う人が少なくなって、吸える場所自体が少なくなってきています。

逆に、車でしか吸えないよと嘆いている愛煙家の方も多いでしょう。

いくら愛煙家とはいえ、車がタバコ臭いと周りから責められるのは気持ちのいいことではないでしょう。

そこでもエアコンをきちんと設定することで、改善できます。

さて、ここまで見てくださった皆さんなら、今までの応用が効いていることでしょう。

そうです。外気モードにすることです。

もっと言うと、外気モードにプラスして  『窓を少しでも開けておくこと』です。

すると、外から入ってきたエアコンの空気が窓から排出されて循環するというサイクルが生まれます。

こうすることによって、タバコのニオイが付きにくく清潔な車内が保てるという訳ですね。

これはタバコに限らず、ニオイの強いものを食べたときににも有効です。(マク◯ナル◯とか)

もちろん、全くニオイが付かないという訳ではありませんが、知らなかったという人にとってはすごく違いを実感することと思います。

 

まとめ

こうして見てみると、あまり気にしていなかった外気モードや内気モードの使い分けが非常に重要になってくるのが分かります。

ですが、メーカー自体は『基本的には外気』を推奨しているので、あまり逆らわないようにしましょう

今やエアコンの性能が格段に向上して、温度さえ設定していればここまで気にする必要もなくなってきています。

ですが、古い軽四に乗っているとか、仕事で古い商用車に乗っているような人にとって、少しでもお役に立てたらと思いこの記事を書かせていただきました。

最後まで見ていただき、ありがとうございました。

 

 

じゃあまたね。

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